一の宮めぐり(九州編その3)

一の宮めぐり(九州編その3)

筑前国一の宮「住吉神社」

古事記によれば、黄泉の国から逃げ帰った伊弉諾筑紫日向の橘の小門の阿波岐原の地で禊祓をしたときに住吉三神(底筒男神(そこつつのおのかみ)、中筒男神(なかつつのおのかみ)、表筒男神(うわつつのおのかみ))が生まれたとされています。

この禊祓の地に創建されたのが住吉神社という訳です(諸説あり)。

住吉三神は海にまつわる神なので、住吉系の神社は海辺にあることが多いのですが、鎌倉時代の古地図をみると、今の住吉神社がある辺りは海だったことが分かります。