あなたのNETIS登録をサポートします

国土交通省出身の弁理士による、NETIS登録申請サポート・申請代行サービス

NETISについて相談を受ける機会が増えてきております。
相談内容は多岐にわたりますが、おおよそ次のようなお困りごとをお持ちの方が多いようです。

  • 自社技術のNETIS登録の可能性について、専門家の意見を聞いてみたい。
  • NETISについて相談できる人が身近におらず、どこから手をつけてよいのかわからない。
  • 人手不足でNETISにまで手が回らないので、信頼できる代理人に依頼したい。
  • 自社でNETIS登録申請を始めてみたが、なかなか先に進まなくて困っている。

渕上弁理士事務所は、地盤改良、法面補強、浚渫、土壌改良、路面補修、測量、施工管理システム、解体、建設資材など、幅広い分野にわたりNETIS登録申請のサポート・支援・代行に携わってきました。申請先も、九州地方整備局をはじめ、中国、四国、近畿、中部、関東、北陸、東北、北海道と沖縄の除く全国にわたっております。

弊所の弁理士は、土木建築分野における行政経験(元国土交通省キャリア官僚)と、ゼネコンでの施工管理経験を有しております公共工事の計画から施工に至る全ての工程に携わってきた経験と知見に基づいて、相談者の立場に配慮した解決策や対応策を提案することをお約束します。

相談は無料です。
メールフォームまたは電話にて気軽にご相談ください。

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弁理士は、技術文書の作成、役所との交渉のエキスパート

弁理士は知的財産に関する専門家です(弁理士法第1条)。
弁理士の業務は多岐にわたりますが、身近なところでは特許や商標、意匠などの出願、登録を支援する業務を日常的に行っております。

弁理士は、特許出願を通じて新技術の扱いに習熟しており、技術の新規性や効果を的確に文章化するスキルを身に付けております。また、特許庁との交渉を通じて、役所に受け入れられやすい文章の書き方にも通暁しております。

NETIS登録申請では、新技術の特徴を従来技術との比較において論理的かつ明確に説明することが求められます。また説明内容と整合する各種資料の添付も求められます。これらの作業は普段よりそのような文章を書いたり読んだりしていなければ大変に骨の折れる仕事です。

従って、日常的に技術文章を扱い、役所との交渉に従事する弁理士は、NETISに関する相談相手として、とても適している士業と言えます。

渕上弁理士事務所の「NETIS登録申請サポート」の特徴

1.渕上弁理士事務所の代表弁理士が、依頼者の代理人としてNETIS登録申請を行います。
→ 弊所が国交省との交渉の窓口となりNETIS登録申請作業を進めますので、依頼者が国交省と直接やり取りすることはありません。

2.NETIS登録申請に必要な書類等は全て弊所で作成します。
→ 依頼者には技術情報の提供をお願いします。例えば以下に挙げる資料が必要です。

・新技術に関するパンフレット、カタログ、プレゼン資料など(新技術の概要が解る書類が必須です)
・施工マニュアル、施工計画書など(必須ではありません)
・実証実験データ(従来技術と比較して、安全性、施工性、品質、環境などの点で優位であることを示すデータが必要です)
・施工実績(必須ではありません)

3.NETIS登録申請の作業は全て弊所でスケジュール管理します。
→ 国交省への書類提出期限の管理、国交省からの依頼に対する回答期限の管理など、NETIS登録申請に要する作業に関するスケジュールは全て弊所の責任で管理します。

NETIS登録申請サポート」の進め方

弊所の「NETIS登録申請サポート」は以下の手順で進めます。

①事前相談シートの作成
・NETIS登録申請は2段階方式を採用しています。(第1段階「事前相談」、第2段階「本申請」)
・事前相談をパスしなければ本申請に移行することはできません。
・事前相談では、「NETIS事前相談シート」に記載された新技術の概要に基づいて、技術の成立性や新規性などが判断されます。
・弊所が作成する「NETIS事前相談シート」の草案に基づいて依頼者と協議しながらシートを完成させていきます。

②事前相談エントリー
・完成した「NETIS事前相談シート」を弊所から国交省に提出します。

③国交省からの修正依頼とその対応
・「NETIS事前相談シート」の修正依頼、追加資料の提出などの要請には必ず対応しなければなりません。
・修正依頼には弊所が対応しますが、必要に応じて資料の提供などをお願いすることがあります。

④本申請用ID/PWの取得
・事前相談をパスしたら、国交省から本申請用ID/PWが発行されます。

⑤申請書類の作成
・ここから本申請となります。NETIS公式サイトを通じて「NETIS申請情報シート」を作成し、各種資料を提出します。
・本申請では、「NETIS申請情報シート」に記載された新技術の詳細情報(経済性、工程、施行性、品質、安全性、環境などに関する技術情報)、またそれらを裏付ける添付資料に基づいて、NETIS登録の可否が判断されます。
・弊所が作成する「NETIS事前相談シート」の草案に基づいて依頼者と協議しながらシート、添付資料を完成させていきます。
・協議の段階で、実証実験データ、施工実績データ、積算資料、その他の技術情報や写真などの提供をお願いすることがあります。

⑥申請書類の提出
・完成した「NETIS申請情報シート」と添付資料を弊所から国交省に提出します。

⑦国交省からの修正依頼とその対応
・「NETIS申請情報シート」の修正依頼、追加資料の提出などの要請には必ず対応しなければなりません。
・修正依頼には弊所が対応しますが、必要に応じて資料の提供などをお願いすることがあります。
・③に比べると修正依頼の内容は多岐に渡り、また複数回の要請(「修正依頼」→「対応+再提出」→「再修正依頼」→「対応+再々提出」・・・)があることがほとんどです。
・NETIS申請登録の作業全体を通して最も労力と時間を要するのが、この⑦の段階です。

⑧NETIS登録申請書の提出
・本申請の審査をパスしたら、国交省の指示に従ってNETIS登録申請書を提出します。

⑨NETIS登録番号の交付
・NETIS登録申請書の提出後、国交省の局内会議を経て、NETIS登録番号が交付されます。
・NETIS登録番号の交付をもってNETIS登録の完了となります。

料金

「NETIS登録申請サポート」の利用料金は、「着手時」と「終了時」の2段階の料金体系となっております。
サポート着手時に総額の70-80%程度をお支払いいただき、残金はNETIS登録完了等のサポート終了時にお支払いいただきます。
最初に提示した総額の他に費用が発生することはありません。
具体的な金額については、新技術の内容やサポートの内容に応じて見積額を提示します。

最近、ピンポイントでのサポートやコンサルティングを希望される方が増えておりますので、タームチャージによるサービスの提供を始めました。具体的な金額やサービスの内容についてはご相談ください。

守秘義務について

弁理士には守秘義務が課せられております(弁理士法第30条,第77条)。
相談や依頼の内容、受領した資料等を漏洩したり盗用したりすることはありません。
安心してご相談、ご依頼ください。

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依頼者の声(随時更新中)

弊所のサポートサービスをご利用いただいた方の感想や評価を紹介します。
一部、電話による感想等を当方の責任において文字に起こしております。

『業界の専門用語が普通に通じる方だったのでとても助かりました。電話で漠然と話したことをスマートな文章で表現されていたのには感心しました。』

『かっちりした文章を書かれる方なので、なんとなく冷たい印象を持っていたのですが、テレビ会議ではラフな格好とフランクな語り口でかなり意外でした。申請が始まるとメールでのやり取りが中心となりましたが、的確なアドバイスのおかげで非常にスムーズに進行し、4ヶ月で登録することができました。』

『正式な依頼の前に無料でWeb会議に対応いただき、かなり踏み込んだ内容の議論を行うことができました。こちらの疑問点が全て解決し、参加者全員が先生にとてもいい印象を受けたので、正式に依頼させていただきました。』

『見積もりの段階では思っていたより高いというのが率直な感想でした。しかし約7ヶ月間お付き合いをして気付いたのは、メールのレスポンスがとても早い、技術の理解力が凄い、難しい局面でも前向きな姿勢、という点です。自分自身が業務の合間に作業していたのでは何年かかっても無理だったと思うし、途中で諦めていたかもしれません。無事に登録に至った今となっては、決して高くはなかったと考えます。』

『弊社の取引先からこちらの事務所を紹介されました。依頼前に大量の資料を送らせていただいたのですが、全てに目を通されていて、提案と質問をまとめた文書とともに見積書が送られてきました。この段階で安心してお任せすることができる事務所だと実感しました。』

『弊社の都合により申請途中で担当者が何回も変わったのにも関わらず、その都度、丁寧にガイダンスしていただきました。』

『当初はNETISのみの依頼でしたが、別件の特許の相談にも対応していただきありがとうございました。新技術であっても特許出願しない方がいいケースがあると知り、大変勉強になりました。』

『昨年に続いて2件目の依頼となります。どうしても業務の関係で返信が遅れたり忘れたりするのですが、適宜のタイミングで催促メールが来るのでとても助かっています。』

『以前、別の代行業者にサポートをお願いしたことがあるのですが、結局こちらで作業することが多く、あまりメリットを感じられませんでした。今回は、最初にWebで打ち合わせをした後はサクサクと進んでいき、ときどき先生の方から電話やメールがあるくらいで、気がついたら登録に行き着いていました。事務所によってこんなにも違うものなのかと思いながら、とても楽をさせていただきました。』

『自社で申請を進めていたのですが、説得力のある説明ができずに審査が滞り、八方塞がりの状態でこちらの事務所に連絡を入れ、無理を言って面談の時間を設けていただきました。技術概要を説明するとその場で解決策を提示していただき、納得のいく解決策でしたのですぐに依頼を決断しました。その後、作成していただいた書類を読むと、半年かかってもうまく説明できなかったことが簡潔明瞭にまとめられており、大袈裟ではなく、こんなことができる人が世の中にいるのか?と驚きました。』

『こちらの事務所をネット検索で見つけ、弊社の顧問弁理士を通じて先生を紹介していただきました。弁理士の能力は信頼しており、国交省OBでもある先生なので、安心して全てをお任せてしております。』

『NETIS事前相談までは自社でパスしましたが、いざ本申請になるとあまりにも書くことが多く、途中で行き詰ってしまいました。ネット経由の代行依頼にはなんとなく抵抗があったのですが、信頼できそうな事務所を数カ所ピックアップしてWeb会議を申し込み、その中から印象のよかったこちらの事務所を選択しました。中途からの依頼にはなりましたが快く受けていただき、無事に登録することができました。』

よくある質問(随時更新中)

Q1.全ての手続きを代行してもらえますか?
Q2.どのような技術に対応できますか?
Q3.対応できない技術はありますか?
Q4.見積もりだけいただくことはできますか?
Q5.正式に依頼する前にサポート内容について詳しく説明いただきたいのですが?
Q6.申請の途中段階から依頼することはできますか?
Q7.評価が「-A」から「-VE」「-VR」に移行しません。何かいい知恵はありますか?
Q8.過去にNETIS登録されていた技術を再申請したいのですが、可能でしょうか?

Q9.申請作業の一部だけを依頼することはできますか?
Q10.今年(2023年)の4月からNETISの申請方法に変更があったようですが、何が変わったのでしょうか?


Q1.全ての手続きを代行してもらえますか?

A1.はい。弊所が提供する「NETIS登録申請サポート」では、NETISの申請から登録までに必要な全ての書類作成、手続きを弊所が行います。また国交省との交渉、スケジュール管理も弊所が行います。
依頼者は、自主的に何かしないといけないようなことはなく、弊所からの連絡や指示に対応していただくだけとなります。

Q2.どのような技術に対応できますか?

A2.弊所の弁理士は、土木分野における行政経験と施工管理経験があり、これまでに地盤改良、法面補強、土壌改良、コンクリート補修、浚渫、汚濁防止、GNSS測量、施工管理システム、材料など幅広い分野においてNETIS登録申請、特許出願の支援に携わってきました。

Q3.対応できない技術はありますか?

A3.分野として対応できない技術は基本的にはありません。ただし、NETIS登録申請しようとする新技術がNETIS登録要件を満たしていない場合など、依頼をお受けできないことがあります。
NETIS登録要件は、具体的には「新技術の成立性に論理的根拠があること」「実験等により新技術の性能や機能が確認されていること」「第三者の求めに応じて新技術を提供可能な状態にあること」などです。
自社の新技術がこれらの要件を満たしているかについて不安があれば、遠慮なくご相談ください。

Q4.見積もりだけいただくことはできますか?

A4.はい。メールフォームに技術の概要を記入していただければ、概算費用をお知らせします。

Q5.正式に依頼する前にサポート内容などについて詳しく説明いただきたいのですが?

A5.メールや電話の他にZoom等を利用した無料のWeb会議形式の面談を取り入れておりますので、お好みの媒体を利用してコミュニケーションをとることができます。NETIS登録申請は半年以上を要する長丁場となりますので、Web会議などでお互いの顔や雰囲気を知っておくことは信頼感や安心感にもつながります。実際に依頼をいただいた方の多くはWeb会議の後に依頼を決断されました。

Q6.申請の途中段階から依頼することはできますか?

A6.そのような状況での相談も多く受けております。申請が進展しない理由を客観的に分析し、解決策を検討することから始めましょう。まずはご相談ください。

Q7.評価が「-A」から「-VE」「-VR」に移行しません。何かいい知恵はありますか?

A7.同じようなことで悩まれている方はたくさんいます。弊所の提案としては、NETIS検索システムで貴社の登録技術を確実に表示させること、そして貴社の登録技術に興味をもたせること、まずはこの2つの対策から始めてみてはいかがでしょうか?
NETISの登録情報は更新することができます。例えば、登録後に「新技術の優位性をアピールできる施工実績が増えた」「ローコスト化に成功した」のであれば、早急に更新した方がよいでしょう。また、検索にヒットしやすいキーワードの選定も活用を促進する上でとても重要なポイントになります。

Q8.過去にNETIS登録されていた技術を再申請したいのですが、可能でしょうか?

A8.過去にNETIS登録された技術(既NETIS登録技術)と同一技術の再申請は原則として認められておりません(NETIS実施要領 3.1(8)③)。ただし、NETIS実施要領で定義される「同一技術」とは、「技術の原理が同じまたは酷似していること」「技術の適用範囲、適用効果が従来のものと同等であること」「技術開発者が同一または関係者であること」の3要件の全てを満たす場合に限られます。
従って、例えば、既NETIS登録技術では適用できなかった範囲にまで活用の場が広がったり、既NETIS登録技術より優れた効果が期待されるようであれば、新技術として申請することができる場合があります。

Q9.申請作業の一部だけを依頼することはできますか?

A9.はい、可能です。例えば、自社で申請書類を作成し、国交省に提出する前段階でアドバイスを求めるピンポイントサポートを依頼される方もおられます。その場合はタームチャージで料金を精算します。

Q10.今年(2023年)の4月からNETISの申請方法に変更があったようですが、何が変わったのでしょうか?

Q10.これまでは一部の手続きのみオンライン申請に対応していましたが、2023年4月から全ての手続きがオンライン申請に移行しました。これに伴い、以前は申請者の住所によって担当する地方整備局が決まりましたが、現在は申請する工種によって担当局が決まります。
なお、同時期より、新技術がNETIS登録に値する技術かどうかを事前に判断する「事前相談」が設けられました。同じような手続きは以前もありましたが、変更後の「事前相談」では担当局にもよりますが、かなり厳しく判断される傾向があります。従来技術と比較した新規性や効果、それを裏付ける実験データなど、事前に十分に精査しておくことが必須となりつつあるようです。