おんらくかん(音楽館)のこと
平成29年7月九州北部豪雨で壊滅的な被害を受けた朝倉市黒川。
この地区に『おんらくかん(音楽館)』という私設の資料館があります。
その名の通り「音」に関する膨大な数の展示物が所狭しと並べられています。
私のお気に入りは、「TRADEMARK/Thomas A Edison」と刻印された蝋管の蓄音機。
『おんらくかん』では、蝋管やSPレコードの生音を聴くことができます。
『おんらくかん(音楽館)』は大きな被害を受けることなく営業を続けております。
昨日、館長とスタッフの方とお話をしてきたところですが、もともとあまり良いとはいえなかったアクセスが水害の影響で更に悪くなったとのこと。罹災して閉館しているのではないかといった無責任な口コミなどもあって、来場者が減少しているとのことでした。
『おんらくかん』へは、いくつかのアクセス道路がありますが、そのうち2つは通行禁止となっています。比較的アクセスしやすいのは県道588号線。昨日この道を通ってみましたが、山道ですが見通しも良く、ちゃんと舗装もされているので慣れない方でも運転しやすいと思います。『志波柿』ブランドで有名な柿畑の中を通り抜けます。
実を言うと、『おんらくかん』の館長、渕上宗重は私の親戚です。
この場をお借りて、皆さま、今後ともなお一層のお引き立てどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
P.S. 現在、黒川地区は復旧作業が急ピッチで進んでおります。そのため周辺道路は作業用の大型車が頻繁に行き来しますので、どうぞ気をつけてお越しください。日曜日は作業が休みのため大型車の出入りはないようです。運転に自信のない方は日曜日の来館がお勧めとのことでした。