カテゴリー
知的財産

コロナウイルスと中国の特許事務所

中国では、コロナウイルスに起因する新型肺炎による死者が400人を超えたとの報道がありました。もちろん、これは公式に確認されている感染者のみですから、実際はもっと多いだろうと思われます。

潜在的な感染者も含めると総感染者数は数万とも数十万人とも言われており、まだまだ予断を許さない状況です。

昨日、弊所のカウンターパートである中国の特許事務所からメールが届き、事務所の決定により全所員が自宅待機となったという報告がありました。自宅での作業環境は整えているので、業務遂行についてはどうぞご心配なくとのことでした。ちょうど優先権主張を伴う案件(期限管理が厳しい!)をかかえていましたので、この対応は非常にありがたく思います。

弁理士の業務には海外の代理人との交渉もありますが、その中でも中国の弁理士やスタッフの方々にはいつも気持ちの良い対応をいただいております。

まず、問合せメールに対する返信が早い。徹底されているなと感じます。迅速な対応には安心感と信頼感を覚えます。弊所においても最も見習いたい点です。

また、我々日本人が知り得ないような中国の国内事情や特殊事情などを考慮した対策を提案してくれるのもとても助かります。もちろん先方も商売ですので、たくさんのメニューを紹介して少しでも多くの依頼をもらいたいという思惑は当然あるでしょうが、こちらの要望の真意を汲み取った有益な情報を提供してもらえるのは非常にありがたいことです。

日本の特許事務所も昔に比べると随分とユーザーフレンドリー、顧客第一主義になったと聞きますが、このような中国の対応をみると、まだまだ改善の余地はあるなと思う今日この頃です。