続・コロナウイルスと中国の特許事務所
上海市民政局が、コロナウイルスの感染経路として「飛沫感染」「接触感染」に加えて新たに「エアロゾル感染」の可能性があることに言及したそうです。さらに、今後の感染予防策として「一切の社会活動関連の会合を取り消すべき」とまで明言しているようです。
日常生活における感染のリスクが一気に高まりました。
弊所のカウンターパートの中国弁理士から、本日(2/10)から出勤予定だったが、自宅待機がさらに10日間延長になったとの連絡がありました。彼の住む地域では緊急性の高い職種以外は出勤禁止の措置がとられているそうです。
「エアロゾル感染」の可能性がある以上、現状では自宅待機が最も効果的な措置なのでしょう。迅速な判断と従順な態度に中国のまだまだ知らない側面を垣間見た気がします。
中国事務所からは、自宅作業体制のシフトを組んでいること、従って、重要案件は引き続き対応可能であることも知らせてきました。
このような安心材料の提供は本当にありがたいものです。