五省

五省

令和2年の初詣は鹿児島神宮霧島神宮に参拝しました。
一の宮めぐりも兼ねての参拝でしたので、併せて、新田神社枚聞神社(ひらきき)にも参拝しています。

神社めぐりが趣味というか生活の一部になりつつある今日この頃ですが、だからって特に信心深いわけではないので、願懸けしたり祈願したりすることもなく、ひたすら無心で二礼二拍一礼するといった感じです。

ただ、無心というのもなかなか難しいもので、いろんな邪念が湧いてきそうになります。なので、いつの頃からか五省を心の中で唱えるようになりました。

五省とは

五省(ごせい)とは、海軍兵学校で教えられていた5つの反省事項のことです。生徒たちが日々の生活の終わりに瞑目静座し、心の中で5つの問いに対して自問自答する、そのような自戒の言葉となります。

一 至誠に悖(もと)るなかりしか
二 言行に恥づるなかりしか
三 気力に欠くるなかりしか
四 努力に憾(うら)みなかりしか
五 不精に亘(わた)るなかりしか

興味がある方はインターネットで検索してみてください。
今でも多くの人々が五省を心の糧にしていることがわかります。

なお、題名の「ご利益」ですが、本当は「ご縁」とでもした方が適当なのかもしれません。というのは、今年最初のお客様として弊所にお越しになられた方が、霧島神宮と深い縁のある方だったのです!

次回、霧島神宮に参拝するときには知られざる名所旧跡を案内していただけるとのこと。楽しみが増えました♪