ベートーヴェン生誕250周年♪
三社参りも終わり、いささか暇を持て余し気味の今日この頃。小人閑居して不善をなすなんてことにならないよう、ここは一つ今年の目標を立ててみることにします。
2020年は、ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)の生誕250周年にあたる年です。世界中で様々なイベントが企画されているようです。弦楽四重奏曲(第16番まであります)のチクルスをライヴで聴けたら最高に幸せなのですが、福岡のような地方都市ではなかなか難しいでしょう(商業的に)。せめて後期だけでも…いや覇気に満ちた前期もいいし…もちろん豪放なラズモフスキーも…なんて数え上げたらキリがない。傑作揃いなんですよね〜ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は。
聴くのが無理なら自分で弾いちゃう?ということで、今年の目標が決定しました。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲を弾き通す。といっても聴衆を前にしたコンサートではなく、一人でコソコソと奏でるといったレベルですが。ヴァイオリンソナタを選んだ理由は弦楽四重奏曲より曲数が少ないこと(全10曲)。もう一つの理由はカルテットのヴァイオリンパートは技術的な難易度が高すぎるから。
早速、第1番を弾いてみました。まだ音符をかろうじて音にする程度の段階ではありますが、予想以上に楽しい。インテンポで弾けるようになったらピアノと合奏してみたい。
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタは、彼のピアノソナタと比べるとマイナーな扱いを受けていますが、いつもの肩肘を張ったような彼ではなく普段着姿のリラックスした雰囲気があり、とっても素敵な作品です♪