Zoomミーティング

先日、新規のお客様からオンライン面談の要望がありました。
「電話やメールによる応対はしておりますが、オンライン面談の経験はないんです。」とお答えしたところ、「だったらZoomミーティングを取り入れるべきです。うちの会社では3月からZoomミーティングを利用して業務を行なっています。」

なんだか勢いに押されて、アカウントを作成し、いざ面談・・・
おおっ、考えていた以上に使えそうなツールですね、これは!

セキュリティ面であれこれと問題が指摘されているようですので、こちらから積極的に持ちかけることはしませんが、ご要望があれば取り入れてもいいかな。
もちろんメールによる各種データの授受が必要なことには変わりがありませんが、通信環境さえ整っていれば電話にとって代わるだけのメリットは十分に感じられました。

特にいいなと思ったのは、こちらが説明しているときの相手の表情がリアルタイムに確認できることです。
説明は抽象的になりすぎずに具体的事例を取り混ぜながらを心がけてはおりますが、やはり法律が絡む相談の場合、要件や効果の説明、原則と例外の説明などがどうしても必要になります。
そういうときに電話は相手の様子が窺えないため、置いてきぼりにしていないかとても不安になります。適度に相槌を打ってくれるような方ならまだ良いのですが、無言で説明を聞くタイプの方だと不安感MAXです。
オンライン面談は、ほぼ通常の対面式面談と変わらない感覚で会話ができますので、このような不安感は払拭されます。
なにより面識のない相手(お客様にとっても弁理士にとっても)の顔が見えるというのはとても安心感を得られます。
安心感が醸成されると、相手や相手の主張に対して肯定的になりますので、その後の会話がスムーズに進みます。
実際にこのお客様からも「インターネットで2日かけて調べても分からなかったことが10分で理解できた」との声をいただきました。

その昔、初めての職場である某役所の初期研修を受けたとき、講師の女性の先生が、「人間の意思の90%以上はノンバーバルコミュニケーションによって伝えられる」みたいなことをおっしゃっていましたが、今回、Zoomミーティングを取り入れてみたことで、改めてこの言葉の意味を実感することができ、とてもいい経験になりました。