メルカリで売れるためには
令和2年の春、STAY HOMEで自宅にいる時間が長かったのと引越しの準備が重なったこともあって、思い切って断捨離を実行しました。
断捨離するならメルカリで現金化
一度も着用することなくタンスの肥やしとなっていた服や靴、音質や着用感が好みではなかったヘッドフォンやイヤフォン、機種変更後も何となく所持していたiPhone、数年間電源を入れていない大型テレビ、年に数回しか乗らない折りたたみ式自転車などなど。
試しにメルカリで出品してみたところ…完売となりました!
メルカリで売れるための工夫
程度の良い品物を安価で出品したから完売したんでしょ、と言われたらそれまでなのですが、初心者なりに多少の工夫もしました。
既に常識なのかもしれませんが、その一部を紹介します。
何かの参考になれば幸いです( ^ω^ )
写真は大事!
写真が全てだ!とまでは言いませんが、かなり重要なポイントになると思います。
写真撮影において特に注意したのは次の3点です。
・過剰な編集を加えない。
・陰影や立体感を演出する(真上や真横より斜めのアングル)。
・トップ画像は注意を惹くものを。
・背景は大事。生活感が見えてしまうようなものが写り込まないこと。
このほかにも例えば、iPhoneを出品する際には背景にMacBookやiMacが嫌味なく写り込むように撮影しました。これは、iPhone以外にもアップル製品を所有し使用しているということが相手に伝わり、人によってはそれをプラスに評価するからです。
商品説明は簡潔に!
商品説明の最初に商品の客観情報を箇条書きで記載しました。
具体的には、購入した時期、使用回数(頻度)、現在の状態(程度)、手放す理由などを淡々と書いただけ。
同じような商品が他にもたくさん出品されているのだから、商品と関係の薄いことをだらだら書いていると、忙しい購入者は次の商品に移ってしまいます。
ときどき商品への熱い想いや蘊蓄が長々と述べられている出品をみかけますが、趣味性の高い品やハンドメイド品ならそれがプラスに働くこともあると思います。
マイナス要因とプラス要因のバランス
それからマイナス要因(傷や汚れ、不具合など)は隠したりせず、できるだけ開示した方がよいと思います。
もちろんマイナス要因を書いたら売れにくくなりますが、それは仕方がないですね。
そういうときにはプラス要因も併せて記載してみてはいかがでしょうか。
過去にiPhoneを出品した際、液晶画面に一部濁りがあったので、そのことを明記し、さらにその濁り部分を確認できる画像を掲載しました。普通なら大きなマイナス要因なのですが、ちゃんと売却できました。
その理由は、購入者が商品に求める条件をきちんと記載していたからです。
購入者はミュージックプレーヤーとして使用するためのiPhoneを探していました。なので液晶の状態はそんなに気にならず、それよりはむしろバッテリーの最大容量が90%以上あること、音量ボタンが正常に機能することの方を評価したのだそうです。
液晶のマイナス要因とともにこれらのプラス要因もきちんと記載していたのです。
やはりブランド品は強い
今回、初心者ながらほぼ完売できた一番の理由を挙げるとすれば、ブランドが確立している商品は中古でも売れやすい、ということになります。
メルカリのように実際に商品を手にとって確認できないケースでは、店頭でも販売以上にブランドの信頼力が商品の品質の判断材料になります。実際に衣類などアパレル系の出品をみてみると、ノーブランド品はずっと売れ残っているか、捨値での売り捌きに近い状況になっているようです。
このことは裏を返せば、購入時の価格が多少高くなっても、ブランド品(必ずしも高級品である必要はなく、製造者・販売者がはっきりしている商品を指します。)を購入しておけば、モノによってはいい値段で売れるため、ノーブランド品をいくらか安く購入する場合と比べてトータルでの価格差は小さくなり、場合によっては逆転するということになります。
実際、先日手放した折りたたみ自転車(Tern社製)は、5年以上前に購入したものであるにも関わらず、購入時の半額以上の値段で売却することができました。