カテゴリー: 一の宮めぐり

ご利益?

令和2年の初詣は鹿児島神宮霧島神宮に参拝しました。
一の宮めぐりも兼ねての初詣でしたので、併せて、新田神社枚聞社(ひらきき)にも参拝しております。

神社めぐりが趣味というか生活の一部になりつつある今日この頃ですが、特にこれといって何かをお願いしたり祈願するようなことはほとんどありません。とは言っても、無心で二礼二拍一礼できるほどの心安らかな境地には程遠いので、いつの頃からか五省を心の中で唱えるようになりました。 Continue reading

一の宮めぐり(九州編その5)

前回から少し間が空きましたが、一の宮めぐりは飽きることなく続けております。
今回のお社は、肥後国一の宮「阿蘇神社」
熊本県阿蘇市にあります。
ご祭神は健磐龍命(たけいわたつのみこと)。
あまり聞き慣れない名ですが、神武天皇の孫にあたる方のようです。

阿蘇神社の交通安全ステッカーには「違い鷹の羽」がデザインされています。鷹の羽といえば菊池氏の家紋として有名ですが、あちらは「並び鷹の羽」と呼ばれています。 Continue reading

一の宮めぐり(四国編)

先日の3連休を利用して四国に行ってきました。
四国4県にはそれぞれ一の宮が鎮座しております。
①阿波國一の宮『大麻比古(おおあさひこ)神社』(おおあさひこ)
②伊予國一の宮『大山祇(おおやまづみ)神社』
③讃岐國一の宮『田村神社』
④土佐國一の宮『土佐神社』

今回は4社のうち3社をお参りすることができました。残念ながら土佐神社はタイムオーバーで参拝できず。また大麻比古神社はステッカーは授与されていないようでした。残念。。。

『田村神社』はちょっと混沌としたさながら神様のテーマパークのような神社。
ご祭神は倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめ)。早口言葉のような名前ですね。ちょっとギョッとするような事故が原因でお亡くなりになりました。

『大山祇神社』は瀬戸内海に浮かぶ島に鎮座しています。日本総鎮守の称号を有する大変に格式の高い社。
ご祭神は大山積神(おおやまづみのかみ)。その名の通り山の神さまです。
木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)のお父さんとしても有名です。
大山祇神社の見どころはなんといっても宝物館でしょう。千円と高めの設定ですが、館内に入るとそれも納得です。

九郎義経が壇ノ浦で着用していたという鎧。平重盛の太刀。弁慶の薙刀。巴御前の薙刀。平教経の弓。護良親王の太刀などなど。
館内を巡りながら「凄い」「すげ〜」と何度呟いたことか(笑)

一の宮めぐり(番外編)

私の住む福岡県には以前に紹介した一の宮の他にもたくさんの由緒ある神社がありますが、その中でも筆頭に挙げられるのは「宗像大社」だと思います。
御祭神は、田心姫(たこりひめ)、湍津姫(たぎつひめ)、市杵嶋姫(いちきしまひめ)の宗像三女神。記紀によれば、アマテラスがスサノオの剣を噛み砕いた際に誕生したのだそうです。
日本に数多おられる神々のうち特に高貴とされる神が三柱あって、アマテラス(伊勢神宮)、大国主(出雲大社)と並んで宗像三女神(宗像大社)にのみ「貴(むち)」の尊称が与えられています。

宗像大社は世界遺産に登録された九州で唯一の神社
実はこの件に関して弁理士として少しだけ関与することができました。
その成果はこちらです。

ちなみに一の宮めぐりプロジェクト(仮称)の参拝記念として交通安全ステッカーを授与いただいておりますが、日本で最初に交通安全ステッカーやお守りの授与を始めたのは宗像大社なのだそうです(宗像大社ウェブサイトより)。
最近はあまり見かけなくなりましたが、ちょっと旧式の車には宗像大社のステッカーが貼られていたりしますね。

交通安全ステッカーは赤と青があり、玉串料は200円です。

一の宮めぐり(九州編その4)

筑前国一の宮「筥崎宮」
福岡には一の宮が2社あります(筥崎宮と住吉神社)
奈良時代、国司が任国に赴任した際には国内の有力神社を巡拝するのが習わしだったようで、最初に参拝する神社が一の宮、次に参拝するのが二の宮、三番目が三の宮と呼ばれるようになったそうです。
ということは筑前国では時代によって神社の勢力に変化があったのでしょうか?

筥崎宮のご祭神は応神天皇、神功皇后、そして玉依姫です。
八幡宮に玉依姫が祀られているのは珍しいように思います。
ちなみに玉依姫は初代神武天皇の母君です。

筥崎宮は元寇に縁が深いところ。
亀山上皇の「敵国降伏」は有名ですが、教科書にも掲載されている「蒙古襲来絵巻」には、筥崎宮の鳥居の周辺に御家人たちが集結している様子が描かれています。またこの絵巻には住吉神社の鳥居も描かれています。
どうやら鎌倉時代には両社とも一の宮的な神社として認識されていたようですね。

蒙古襲来絵詞に描かれた筥崎宮の鳥居
蒙古襲来絵詞に描かれた住吉神社の鳥居

一の宮めぐり(九州編その3)

筑前国一の宮「住吉神社」
御祭神はその名の通り住吉三神です。

古事記によれば、黄泉の国から逃げ帰った伊弉諾大神が筑紫日向の橘の小門の阿波岐原の地で禊祓をしたときに住吉三神(底筒男神(そこつつのおのかみ)、中筒男神(なかつつのおのかみ)、表筒男神(うわつつのおのかみ))が誕生したとされています。
この禊祓の地に創建されたのが住吉神社という訳です(諸説あり)。

住吉三神は海にまつわる神なので、住吉系の神社は海辺にあることが多いのですが、鎌倉時代の古地図をみると住吉神社から長浜の間は海だったことが分かります。

一の宮めぐり(九州編その2)

一の宮巡り第二弾は、肥前国一の宮「千栗八幡宮」
「ちくり」と読んでしまいそうですが「ちりく」と読みます。

なんでも夢の中で八幡神に誘われてこの地を訪れた人が見たものは、千本の栗の木が逆さに生い茂っているというなんとも不思議な光景。
だから「くり」が「りく」になったのだとか。
まさに由来を知らなければ絶対にそうは読めない漢字の筆頭格ですね。

御祭神は、応神天皇(八幡神)、仲哀天皇、神功皇后という北部九州に縁の深い親子です。

ちなみに仲哀天皇はあのヤマトタケルのご子息だったりします。

一の宮めぐり(九州編)

急に思い立って始めた一の宮めぐり。
参拝記念には御朱印ではなく交通安全ステッカーを授けていただきましょう。

第一弾は筑後国一の宮「高良大社」
御祭神は高良玉垂命、八幡大神、住吉大神

懐良親王、菊池武光ら九州南朝方が布陣した地だけあって、眼下には筑後平野が一望できます。