格安特許出願について

投稿者: | 2019年10月4日

近頃、弁理士の業界でも「格安」「激安」を売りにするサービスが増えてきたように思います。
知財サービスを安く提供する、ということ自体は何ら問題はなく、むしろ歓迎すべきことだと思います。
しかし、安く提供するには必ず理由がありますので、そこをしっかりと伝えていなければ誤解を前提とした契約になってしまい、売り手と買い手の双方にとって不幸な結果を招くことになります

スーパーマッケートなどでよく見かける「賞味期限間近により50%OFF」、「商品パッケージの変更により旧商品30%OFF」などの表示(情報)は、安さ理由が明確なので買い手に安心感を与えますよね。買い手は与えられた情報に基づいて購入するしないを自由に選択することができます。
「贈答用だから新パッケージの商品を定価で買おう」
「今夜のおかずにするから賞味期限は問題ない」などなど

特許や商標のような知財サービスついても同じことだと思います。
なぜ安く提供できるのかを明確にしていなければ、結果として利用者にも迷惑をかけることになるし、また同業者(他の弁理士など)に対してもフェアとはいえないように思います。

結論から言えば、知財サービスを安く提供できる理由は、その案件の処理にかける時間を通常より少なくしているからです。
料金=「時間単価」×「労働時間」ですので、時間単価が変わらなければ、労働時間を下げることによって低料金を実現することができます。