新型肺炎の影響

投稿者: | 2020年2月4日

中国ではコロナウイルスに起因する新型肺炎による死者が400人を超えたとの報道がありました。もちろん、これは公式に確認されている感染者のみが対象でしょうから、実際はもっと多いと思われます。感染者数は潜在的な感染者も含めると数万とも数十万人とも言われており、まだまだ予断を許さない状況です。

弊所とお付き合いのある中国の代理人から昨日メールが届き、事務所の方針により自宅待機を余儀なくされたという報告がありました。その間も自宅での作業体制は整えてるとのことで業務上の心配はないということです。ちょうど優先権主張を伴う案件をかかえていたところでしたので、この対応は非常にありがたく思います。

弁理士の業務では海外の代理人等との交渉も頻繁にあるのですが、その中でも中国の代理人や事務所スタッフとのやりとりでは非常に気持ちの良い対応をいただいております。
まずメールへの返信が早いこと。これは業務を円滑に進める上でとても重要なことであり、迅速な対応には安心感と信頼感を覚えます。弊所においても最も見習いたい点です。
また、これは人にもよるのですが、こちらの依頼に対して中国の国内事情を考慮した対策を提案してくれること。もちろん先方も商売ですので、たくさんのメニューを紹介して少しでも多くの依頼をいただこうという事情はあるのでしょうが、こちらの要望を汲み取った有用な情報を提供してもらえるのは非常にありがたいことです。

日本の弁理士事務所特許事務所も昔に比べるとユーザーフレンドリー、顧客第一主義になったと聞きますが、このような中国の対応をみるにつけ、まだまだ改善の余地はあるなと思うことしばしばです。